こんにちは！
コーヒーLoverなシカの仲間、きょんです！
今回は手網焙煎について紹介します！
手網焙煎は自宅でコーヒー豆をローストする方法で、
安価に手軽で楽しむことができる初心者にオススメの焙煎方法です。 準備、焙煎方法、焙煎のコツ、焙煎結果について、
コーヒーコーディネーターの資格を有し、１日３杯以上のコーヒーを飲むきょんが詳しく説明していきますので、ぜひお楽しみください。
1.準備
手網焙煎を始める前に、以下の準備を整えよう！
1.1コーヒー豆の選定
高品質な生豆を選ぶことが重要です。
生豆は金額が安いほど欠点豆も多くなる傾向にあり、ハンドピックの技術が必須となるため、
最初のうちは、品質の安定したものを購入しましょう。
また産地や品種によって味や香りはさまざまです。
慣れてきたら色々な豆を試してみましょう！
1.2手網
適切なサイズの手網を用意する必要があります。
大きすぎても重くて手が疲れてしまい、小さすぎると焙煎量が少なくなります。
特に注意なのは、フタがロックできないタイプです。
焙煎がとても難しくなるためフタが固定できるものを購入しましょう。
どれを購入したら良いか分からない人は下記の手網がオススメです。
1.3スケール
精密な重さを測るためのスケールを準備しましょう。
時間も計れるとなお良いです。
焙煎は投入した豆の重さ、焙煎の時間がとても重要です。
時間はスマホでも計れます！
1.4軍手
焙煎した豆はたいへん高温のため注意が必要です。
また手網も熱くなるため気をつけましょう。
軍手は普通のもので大丈夫です。
1.5ガスコンロ
家庭用ガスコンロには自動で火力調整・消化をするSiセンサー付きが主流となっています。
焙煎途中で火が勝手に小さくなり、焙煎が上手くできないので注意しましょう。
Siセンサー付きのガスコンロしかない場合は、アウトドア用のガスコンロの購入がオススメです。
1.6風通しの良い場所
焙煎は煙や香りがすごいため、換気扇の下でやることをオススメします。
ご近所さんが平気であれば外での焙煎もオススメです。
1.7冷却設備
コーヒー焙煎専用の冷却設備は高価なため、初めての焙煎で購入するにはハードルが高いです。
最初のうちは、団扇はドライヤーがオススメです。
特にドライヤーの冷風は冷却設備に負けないスピードで焙煎された豆の熱を冷ましてくれます。
焙煎が慣れてきたら冷却設備の購入も検討してみてください！
2.焙煎方法
手網焙煎は下記の手順によって行います。
1.コーヒー豆を適量（本記事では１５０g）、手網焙煎器にいれる。
2.コンロの火力を弱火にして１０分ほどじっくり焙煎する。
豆はシャカシャカとかき混ぜながら行います。
3.色がキツネ色になってきたら中火にし４分ほど焙煎します。
パチパチと高い音がなったら１ハゼの合図です。
4.さらに4分ほど焙煎するとパチパチ音がなくなります。
この時がミディアムロースト（中浅煎り）です（今回はここで煎り止めします）。
5.コンロの火を消し、冷却します。
フライパンなどの面積の広い物に移し替えると冷却効率が良いです。
3.焙煎のコツ
上手に焙煎できればコーヒーライフはさらに楽しくなります！
下記の点に注意して、より美味しいコーヒーを焙煎しましょう！
3.1火力の調整
焙煎は火力調整が重要です。
強火にすると芯まで焙煎されず表面が焦げ付き、
弱火のままだとハゼがこないため、煎り止めが分からなくなります。
またコンロから手網の高さ（正確には炎との距離）によっても火力が変わってしまいます。
コンロから３～５cmくらい離し、なるべく距離は固定しましょう。
3.2豆のかき混ぜ
常にシャカシャカと左右に振ってかき混ぜましょう！
何回も手を止めると表面が焦げて焼きムラの原因になります。
焙煎進行の色が気になる、疲れたと思ったら火から遠ざけて確認しましょう。
3.3ハゼ音の確認
中火にして数分後にパチパチと音がなります。
シャカシャカ音で聞き取れない場合があるため、
「あれ？」と思ったら手を止めてハゼているか確認してください。
また２ハゼはピチピチっとちょっと小さめの音になります。
２ハゼ以降は煙もすごくなるので、苦めのコーヒーを焙煎したい方は注意が必要です。
3.4冷却
焙煎が終わったら、素早く冷却しましょう。
余熱によって豆は焙煎が進行してしまいます。
また表面コゲの原因にもなるため冷却は大切なプロセスです。
4.焙煎結果
上記の方法で焙煎した結果です。
ミディアムローストを狙って焙煎しました。
良い感じに焼きあがりました！
焙煎後のチャフかこんな感じです。
チャフはハンディ掃除機や小さい箒があると掃除がかなり楽になります♪
5.まとめ
焙煎の結果は豆の色、香り、味わいに顕著に表れます。
焙煎度によって大きく味わいが異なるため、自分好みの焙煎度を見つけてください！
手網焙煎は手軽に始められる方法ですが、経験を積むほど美味しいコーヒーを焙煎できるようになります。
ぜひ色々と試して自分だけのこだわりコーヒーを楽しんでください！
美味しいコーヒーがあなたを待っています！
